第60回 南区民美術展
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今年も残すところわずかとなりましたね。
でもまだまだ、
やっておきたいことは終わりません。
ここで、皆さまに嬉しいご報告がございます。
2018年10月13日(土)〜15日(月)に、
南区役所講堂にて、
「第60回 南区民美術展」が開かれました。
この美術展で、なんと、
ぬくもりのスタッフの柴田幸二さんの作品が
見事、
教育委員会賞を受賞されました!!
その作品は、こちら↓です!
『黄泉の国』
黄泉の国とは、日本の神話の国であり、
現世との連絡線上にあるとも考えられているそうです。
こちらの作品は、
日常生活で出る廃材を利用して
作られています。
イメージでありながらも
とても細かく描写されています。
…素晴らしい作品ですよね。
まず、ここまで細かい作業は時間がかかります。
しかし、その時間は自分自身と
向き合う時間でもあるように思います。
もしそう考えるのであれば、
作業を終えた時は
どんなことを感じるのでしょうか。
そんな、“時”をテーマにした
『黄泉の国』からは、
柴田さんの“時間”に対する思いや
パワーを感じます。
柴田幸二さんは過去にも
『サツキとメイの家』という作品を製作され、
こちらの作品も過去の南区民美術展に
出展されています。
その『サツキとメイの家』を、
ここぬくもりでも展示していただきました。
よく見れば見るほど細部まで、、
再現されています…!
続いて、
『サツキとメイの家』の内部をご紹介します!
玄関
畳のある部屋
窓
窓ガラスに、
湿布の透明フィルムを使用されているのが
印象的です。
ねこバス
トトロと芽がでるシーン
ミニトトロ
トトロやメイちゃん達が
映画のなかから飛び出してきたみたいですね。
井戸のある部屋
↑こちらの井戸のある部屋の敷板は、
家の中で最も見所のある部分です。
製作者の柴田幸二さんからのコメントです。
「66歳で再就職した事業所は重度身体障害者支援施設で生活介護がSatsukiで就学児のデイサービスがMeiという名前でした。それまで、となりのトトロのアニメも見たことがありませんでしたが、縮尺模型を創ろうと思い立ち制作しました。幸いにも2年前に南区民美術展で区長賞を頂き職場に飾っていました。手元に戻ってきましたので皆さんに見て頂き楽しんでいただきたいと思いました。今週は友人のお孫さんの誕生日祝いにレンタルしました。来週にはNPO法人の”まいゆめ”というデイサービスに寄贈する予定です。」
柴田さん、ありがとうございました!
これからも制作を続けてほしいなと、
願っています🙏✨